税理士をクビになったら何をしますか?

(Q)花村さんはいつも税務署と闘っておられますが、税務署から睨まれると、仕事上、差し支えるのではないですか?例えば税理士の資格を剥奪されるとか。


(A)ご心配していただいてありがとうございます。私は税務署のために働いているのではなく、“租税正義”のために働いているのです。


(Q)“租税正義”ですか。ちょっとカッコ良すぎじゃありませんか?


(A)カッコ良すぎましたか?
 税理士をクビになったら、私は“断食道場”を始めます。だから、資格を剥奪されても平気です。
 倒産したリゾートホテルを安く買い叩いて断食道場にするのです。なんせメシを出さなくていいので安いコストで経営できます。日本では断食に対する潜在的ニーズはすごいものがあります。
 日本国民すべてが断食を始めると、食糧自給率の低さなど問題でなくなります。さらに糖尿病や心臓病などの生活習慣病もなくなり、医療費は激減して国家財政は救われます。
 もっとすごいことは“人は食べなくても生きられる”ということを全世界に知らせることができることです。そうすれば飢餓で苦しむ人たちに希望を与えることができるのです。人は食べないから死ぬのではなく、飢餓の恐怖感で死ぬのです。
 断食を日本だけでなく世界中に広めることができれば最高です。世界の食糧不足も一気に解消です。そうなるとノーベル平和賞も夢ではありません。
 税理士をクビになれば、逆に税理士としての制約から自由になれるので私はさらに飛躍できるのです。夢は限りなく広がります。


(Q)あなたはどこまでいってもポジティブですね。しかし、それは夢ではなく“誇大妄想”というのではありませんか?


(A)…………(汗)