転職

(Q)花村さんは、過去、何度も転職を繰り返したそうですね。どういう考えで転職をしまくったのですか?


(A)私は今で言う“フリーター”の先駆けです。10回以上(たぶん)、転職を繰り返しました。何度も転職を繰り返したので、どういう仕事をしていたのか思い出せないほどです。仕事がイヤで会社を辞めたのではなく、バカな上司と喧嘩をして辞めたのです。私は、バカな上司の下で働くことは我慢できません。(組織というものは必ずバカな人間を生み出すものです)。私は組織の中では生きていけない“はぐれ鳥”なのです。こういう経験をしていますので、“フリーター”や“ニート”に共感を覚えます。組織の中にうずもれて羊のように生きるより、“フリーター”や“ニート”の方がよほどまともです。
現在、自分が“勝ち組”と勘違いしている連中は数年後には神経が壊れていることでしょう。そんな連中と競争することはありません。真面目に就職活動などする必要もありませんし、もし、就職できたとしても、その会社が気に入らなければ、迷うことなく辞めてしまえばよいのです。就職など真面目に考えるような問題ではありません。何も考えなくても必ずステージは準備されているのです。そのステージが目の前に現れるまでは、わがままに転職を繰り返せばよいのです。