65歳すぎたら自衛隊に入ろう

(Q)私はつい最近50歳になったばかりのサラリーマンです。いつまでも若くはないと感じる今日この頃です。そろそろ老後のことを考えようと思い、花村さんに年金のことを聞きたくてやって来ました。


(A)ここは税金の相談を受けるところです。年金の相談は受けておりません。


(Q)年金も税金も似たようなものだから、税理士さんに聞けば分かるかと思いました。


(A)残念でした。私は年金の知識は素人以下です。
 それはそれとして、私は働かずに年金をアテにして生活設計をする人の気持ちが分かりません。私は“団塊の世代”なので小さい頃から「おま〜らは墓場へ入るのも競争だぁ!」とか「まともに年金なんかもらえると思うなよ!」とか言われて育った年代です。それどころか私自身、年金の受給年齢まで生きるとは思わずに来たので年金にはまったく興味がありません。貴方のような年代の人たちは私たち“団塊の世代”が通り過ぎた後なので、年金制度は破綻し、ペンペン草すら生えていないでしょう。目を覚ましなさい。
 私の個人的な意見はいまの年金制度をチャラにして65歳すぎたら全員自衛隊に入るとよいと思います。将来のある若者を戦場に行かせるよりも、老い先短い老人たちが最後のひと花を咲かせる場を作るのです。お国のために役に立っているのですから年金の代わりにもらう自衛隊の給料も後ろめたくありません。なかにはやぶれかぶれで「特攻隊」に志願する老人たちもいると思います。老人ですから値段の高い最新のハイテク兵器を使いこなすことが出来ません。死ぬ気になれば旧式の兵器でよいのです。自爆するのに高価な兵器を使うのはもったいないでしょ。自衛隊の予算も少なくて済みます。これで天下無敵、かつ、安上がりの軍隊が誕生し、もう北朝鮮や中国も怖くなくなります。若い世代への罪滅ぼしにもなりますしねぇ……。


(Q)男はよいとして女はどうするのですか?


(A)従軍慰安婦です。


(Q)花村さん!飛躍しすぎです。