「税務署」と聞いただけで、いてもたってもいられないほど恐れる人が
(Q)確定申告、真っ盛り。税理士さんたちは、この時期大変なんでしょうねぇ。
(A)どうってことはありません。税金なんて大騒ぎするほどのことではありません。どうせカネで済むことです。淡々とやるだけです。
(Q)「税金の計算を間違えたり、期限に間に合わなかったらどうしよう」と心配になって夜も眠れなくなることがあります。
(A)そういう臆病な人たちがいるから税理士という職業が成り立っています。ありがたいことです。先日は「臆病者とは付き合いたくない」と発言してしまいましたが訂正します。
世の中には悪いことをしていなくても「税務署」と聞いただけで、いてもたってもいられないほど恐れる人がいるのです。「警察」より怖いという人もいるくらいです。
「臆病遺伝子」というのがあります。日本人ではこの臆病遺伝子の保有割合が98.3%ということらしいのです。税務署へ行くのが怖いから税理士に相談しに行くという人が多いのもそのためです。なんせ遺伝子のせいですから日本人が臆病から抜け出すことは未来永劫ありません。ですから、税理士という職業も消えてなくなることはないのです。