税理士は税金計算マシン

(Q)私は今後の日本の税制は所得税増税すべきで、消費税に頼るべきではないと思っています。この意見を顧問の税理士さんと討論しようと思ったのですが、税理士さんの意見を聞くことはできませんでした。それどころか日本の税制に関して何も考えていないようなのでびっくりしました。税金の専門家ともあろうものが、それでよろしいのでしょうか?


(A)税理士を税制の専門家と思うのは大間違いです。そんなことを考えていては仕事になりませんし、「日本の税制はこれでよいのか」と疑問を抱くような人はそもそも税理士試験に合格しません。
税理士というのは“税金計算マシン”なのです。目先の税金を計算するだけで精いっぱいです。税理士試験も“税金計算マシン”としての素養をチェックするためにあるのです。もっと露骨に言えば国は税理士に“税務署の手先”としての役割を期待しているのです。
国家運営の根幹たる税制に関して愚民どもにとやかく言われたくないのです。それが証拠に学校で税金の勉強をしたことがないでしょ?大事なことなのに。