税理士に独創性は必要ありません

(Q)花村さんはユニークなご意見の持ち主でいつも感心しております。ところで、花村さんのその独創的なところは仕事の上では役に立っているのでしょうか?


(A)あははは。
 税理士に独創性は必要ありません。税法を独創的に解釈しても“もの笑いのタネ”になるだけです。
 私は独創的だと言われるより、“根性がある”とか“度胸がある”と言われる方が嬉しいのです。根性や度胸なら仕事に役に立ちます。私が健康に気を遣っているのも詰まるところ根性を養うためなのです。


(Q)ということは、花村さんは“気骨のある人”と言えばよいのでしょうか?


(A)面映ゆいことを言わないでください。気骨といっても私の場合の気骨は“軟骨”でできています。税務署に対してはのらりくらりして、はぐらかすのが私の得意技ですから。