鬱陶しい確定申告

確定申告がなぜ鬱陶しいかというと、税金を取られるからではない。税金が多いとか少ないとかそんなことは関係ない。それより、資料を整理するのが面倒くさいのだ。一年間の資料が整理できている人は百人に一人もいない。ほとんどの人が送りつけられてくる資料を整理できないまま、紙袋の中に放り込んである。必要な資料と不要な資料を選別できる人は皆無だ。これは知能レベルとは関係ない。こういう鬱陶しいことを強制されることがストレスとなるのである。こんな非生産的な作業に煩わされることなく、もっと創造的な仕事をしたいのだ。
 
資料整理から解放されて、難しい計算をしないで済むのであれば、税金が多少増えたところでかまわない。税務署に計算してもらって、そのまま払うようになればほとんどの人はそちらを選ぶはずだ。そうなると税理士は失業してしまうが。