年金をアテにしない

(Q)私は48歳、自営業者です。仕事の業績は低迷しており蓄えもありません。将来の年金は本当にもらえるかどうか不安です。私の上の世代(団塊の世代)が通り過ぎたあとはペンペン草も生えない、と言うではありませんか。


(A)あなたは心構えを根本から改める必要があります。年金制度の崩壊が心配なのは分かります。だから年金をアテにしないで生き抜く人生設計を描くべきです。政府には年金制度を維持するだけのお金がありません。どんなに文句を言っても始まりません。ないものはないのです。“ない袖は振れない”、それが結論です。
 早く目を覚ましてください。48歳ならまだ出直せます。幸いあなたは自営業者です。商売に励んで生涯現役を貫いてください。これからの日本人は「年金をアテにせず生き抜く」という心構えが必要です。そして、もし幸運にもあなたが年金が貰えるようであれば、そのお金を貧しい人に寄付してあげることです。このように助け合っていかないと将来の日本はあり得ないのです。