やりやすいセミナー、やりにくいセミナー

(Q)花村さんは各地で税務セミナーの講師をやっておられますが、やりやすいセミナーとかやりにくいセミナーというのはありますか?


(A)やりにくいセミナーは“不機嫌顔”のオッサンがいる場合です。何を話しても無表情なので薄気味悪くて調子が狂います。「俺の話がつまらないのだろうか」と気になって、よせばいいのにその“不機嫌顔”に向かってムキになって「コノヤロ、コノヤロ」と話して調子を崩してしまうのです。
 “不機嫌顔”の人は周囲の人まで暗くしてしまいます。タバコの副流煙よりもたちが悪いと思います。長年、魂を売り渡して宮仕えしてきたせいで顔の筋肉が不機嫌なまま固まってしまったのでしょう。
 やりやすいセミナーはおばちゃん達の参加が多い場合です。おばちゃんたちは話を聞くのが上手です。「ウンウン」とうなづきながら聞いてくれますし、話が面白いときは「ギャハハハ」と豪傑笑いが出てきます。そうするとこちらも話が弾み、調子に乗って気分よく話すことができます。