「週休4日」も可能だと思っているくらいです

(Q)花村さんは相談者の自宅まで出張税務相談をされているとのこと。そのような採算に合わない仕事を積極的にやっておられる割には「週休3日」という羨ましい勤務体系ですが、どうしてそんなことができるのですか?


(A)出張税務相談では「その時その場で解決」することを原則としています。決して宿題として事務所に持ち帰ることはありません。事務所に帰れば帰ったで仕事が待っています。出張先での仕事を持ち帰っても後回しになってしまい、結果的にお客様に迷惑をかけてしまいます。
 ですから、出張税務相談ではノートパソコン、携帯用プリンター、携帯コピー機は欠かせません。難しい質問でも事務所のサーバーにリモートアクセスしたり、インターネットで調べたり、直接役所へ確認の電話をかけたりと、どんなことがあっても、「その時その場」で回答し、必ずお客様に資料をお渡しして帰ります。その資料はイメージデータとして事務所のサーバーにも保存していますので、何年か後に再度質問されてもすぐに思い出すことができます。
 ですから、自慢じゃありませんが私の税務相談に対するお客さんの満足度はとても高いのです。「聞きたいときが知りたいとき」です。その時その場で答えることは最大のサービスです。お客様の目の前で仕事をしている姿を見せることがミソです。
 今の時代、パソコンさえあれば、どこにいても事務所と同じ状況で仕事ができるようになりました。昔と違って資料収集や事務処理に費やす時間は100分の1程度で済むような時代になりました。「週休3日」は当たり前です。それどころか私は「週休4日」も可能だと思っているくらいです。
 私は毎日残業して、土曜・日曜もなく働いている人の気が知れません。よほど能率が悪いかそれともよほど強欲でお金が欲しい人なのでしょう。