税法はあなたの財産を守る楯になるのです

(Q)税法というのは守らなければいけないのでしょうか?


(A)そんなこと考える必要はありません。
 第一、税法を守りたくても、あなたは複雑な税法を知らないでしょう。
 税法の知識が必要なのは税理士と税金をごまかしてうまく立ち回りたい人だけです。
 通常の人間は税法を守ろうなどと思ったことは一度もないはずです。結果として守っているだけです。
 世の中の法律や規則はこの程度のものです。たいそうに考えることはありません。
 ただし、あなたが税務署から、いわれのない税金の取り立てを受けた場合、税法があなたの味方になるかも知れません。なぜなら法律の定めがなければ、国は国民から税金を取り立てることはできないからです。税務署が無茶な課税をしてきた場合、税法の第何条を根拠に課税するのかと問いただすのです。この場合、税法はあなたの財産を守る楯になるのです。