バカ銀行員の入れ知恵

(Q)相続税の申告では、すべての財産を洗いざらい出さなければいけないのでしょうか?


(A)そのとおり。いわゆる“カマドの灰”まで申告することになります。


(Q)私の知り合いの銀行マンは「正直に財産を申告するのはアホだ」と言っていました。


(A)その銀行マンがアホなのです。日本の金融業界の連中(証券マン、銀行マン、郵便局員)のレベルの低さは目を覆うばかりです。能力的に世界で通用しないのは勿論ですが、彼らの志の低さはあきれるばかりです。納税意識の低さも他の業種と比較して群を抜いています。特に銀行マンは“紳士面”をしながら品性下劣なので始末に負えません。このアホの言うことを真に受けて税務署から追徴処分されたとしたら、どうするつもりですか?このアホが責任を取って弁償するとでも思っているのですか?


(Q)それにしてもこんな無責任なことを言う人がとても多いのす。何か根拠があるのではないですか?


(A)相続税の申告が必要となるのは、被相続人ベースでいえば100人中5人ほどです。さらに相続税の申告をした人たちのなかで実際に税務調査を受ける人の割合は2割前後です。そうであれば、100人中1人の確率でしか税務調査を経験しないことになります。ですから、金融業界のアホたちは100人中99人のことしか知らないのです。彼らは相続税の税務調査の実態をなにひとつ知りません。こういう連中の話を鵜呑みにしてはいけません。