今ではすっかりボケてしまい税金のことなんかどうでもよくなったみた

(Q)以前、私のオヤジはしっかりしていまして税金のことについても節税に夢中でした。しかし、今ではすっかりボケてしまい税金のことなんかどうでもよくなったみたいです。無駄な税金を払ってやしないかと心配です。


(A)「節税に夢中」になっている人の方が心配です。「節税に夢中」になっている人が天国に行けるのはラクダが針の穴を通るより難しいのです。「税金のことなんかどうでもよくなった」からボケたのか、ボケたから「税金のことなんかどうでもよくなった」のか分かりませんが、いずれにしても「税金のことなんかどうでもよくなった」ということは正常に戻られたということです。何も心配することはありません。
 税金を払いすぎて遺産が少なくなると心配しておられるのですか?


(Q)……。


(A)“死に際”くらい税金のことを考えずに「あの世」へ行かせてあげなさい。

お金がなくて税金が払えません。どうすればいいでしょうか?

(Q)お金がなくて税金が払えません。どうすればいいでしょうか?


(A)ストレートなご質問、ありがとうございます。お金がなければどうしようもありません。


(Q)もし税金を払わなければ、私の持っている財産を差し押さえられるのでしょうか?


(A)当然です。あなたは何か財産といえるものを持っているのですか?


(Q)何もありません。自宅はアパートですし貯金もありません。ついでですが妻も子供もありません。


(A)会社からの給料は?


(Q)私はプー太郎で現在、職には就いておりません。


(A)それでは“怖いものなし”です。どうすればいいとかこうすればいいとかのレベル(テクニックの問題)ではありません。「覚悟の問題」です、まさに“ない袖は振れない”のです。覚悟さえ出来れば、この世であなたのような人が一番強いのです。


(Q)刑務所に入らなくてもよいのでしょうか?


(A)刑務所へ入るのは脱税をしたときです。払いたくても払えないときは刑務所へぶち込まれる心配はありません。


(Q)刑務所に入れば税金を払わなくてよいなら、刑務所に入ることも覚悟していたのですが……。


(A)えらい!あなたは無敵です。
……で、いったい、あなたはどれだけの税金が払えないのですか?


(Q)所得税3千円です。


(A)…………(疲労


(Q)どうかされましたか?


(A)いえ、あなたのような人が税理士に相談に来ることが珍しいので少し調子が狂ったのです。

MacBook Air

(Q)花村さんの持ってる、“それ”何ですか?


(A)MacBook Airだがね。どや!


(Q)めっちゃ薄いっすねぇ!自慢したくて買っただけでしょ。


(A)そのとおりっ!ノートパソコンなんてものはみせびらかすために持つのだよ。


(Q)それで仕事になります?


(A)悔いのない人生を送れればいいの。

友達の輪を広げようなどと思ったことありません

(Q)花村さんの事務所のFAX通信でセミナー開催の案内を受けました。ありがとうございます。参加させていただくつもりですのでよろしくお願いします。


(A)ありがとうございます。私にとって、うちの事務所主催のセミナーに参加していただけるのが一番うれしいのです。


(Q)ところで、このブログでセミナーの案内はされないのですか?


(A)私は不特定多数の人を相手にしません。どこの誰だか分からない人に参加してほしいとも思いませんし、友達の輪を広げようなどと思ったこともありません。


(Q)ネットの魅力は知らない人とのコミュニケーションが生まれることだと思うのですが……。花村さんはどこまでいっても“引きこもり男”なのですねぇ。


(A)そのとおり!ネットごときで私の“引きこもり”が変わるわけありません。

「税務署」と聞いただけで、いてもたってもいられないほど恐れる人が

(Q)確定申告、真っ盛り。税理士さんたちは、この時期大変なんでしょうねぇ。


(A)どうってことはありません。税金なんて大騒ぎするほどのことではありません。どうせカネで済むことです。淡々とやるだけです。


(Q)「税金の計算を間違えたり、期限に間に合わなかったらどうしよう」と心配になって夜も眠れなくなることがあります。


(A)そういう臆病な人たちがいるから税理士という職業が成り立っています。ありがたいことです。先日は「臆病者とは付き合いたくない」と発言してしまいましたが訂正します。
 世の中には悪いことをしていなくても「税務署」と聞いただけで、いてもたってもいられないほど恐れる人がいるのです。「警察」より怖いという人もいるくらいです。
 「臆病遺伝子」というのがあります。日本人ではこの臆病遺伝子の保有割合が98.3%ということらしいのです。税務署へ行くのが怖いから税理士に相談しに行くという人が多いのもそのためです。なんせ遺伝子のせいですから日本人が臆病から抜け出すことは未来永劫ありません。ですから、税理士という職業も消えてなくなることはないのです。

あなたのような臆病者を相手にしたくありません

(Q)私は自分で確定申告をしています。確定申告を提出する際、窓口でチェックを受けますが、毎年すんなりと通っています。確定申告なんてちょろいものです。


(A)毎年、すんなり通っている、と思っているのが甘いのです。素人によくある誤解です。
 確定申告時期のクソ忙しいときに窓口で申告内容のチェックなどできるわけないではありませんか。申告が認められたというのは、実際に税務調査を受けた後に言うことです。それまでは申告内容が正しかったかどうかは分からないのです。


(Q)それでは私のところへ税務署が調査に来るかも知れないということですか?


(A)あなたはどういう内容の申告をしているのですか?


(Q)駐車場の賃貸をして、毎年50万円ほどの収入があります。


(A)その程度なら税務調査もないでしょう。


(Q)でも、もし税務署が来たらどうすればいいのでしょうか?


(A)税務署はあなたのところに調査に来るほどヒマではありません。


(Q)でも、絶対に来ないとは限らないのでしょ。花村さん、税務署が来ないと保証してくれますか?


(A)もう、帰ってください。あなたのような臆病者を相手にしたくありません。

私は政治にも経済にも興味がありません

(Q)花村さんは政治の話をされませんが興味がないのですか?


(A)私は政治にも経済にも興味がありません。


(Q)税理士さんでありながら政治にも経済にも疎いのは問題ではありませんか?


(A)税理士として仕事をしていて政治・経済に疎いことで困ったことは一度もありません。
 それどころか私は政治・経済に興味がある人とは肌が合いません。そんな人たちと関わりたくないというのが本音です。